法社会学論争(読み)ほうしゃかいがくろんそう

世界大百科事典(旧版)内の法社会学論争の言及

【法社会学】より

…それらが日本社会の特殊性・前近代性の源泉であり,民主的改革の対象とされるべきであると考えられたからである。しかし,1940年代末から50年代前半にかけて,法社会学の性格と役割をめぐって〈法社会学論争〉が行われたあと,法社会学の研究対象は,労働関係や立法,司法,行政という国家作用にも及ぼされた。さらに1960年代以降,法社会学は,企業,公害,社会保障,医療,農家相続,法意識など,現代社会のかかえる多様な問題に取り組むに至った。…

※「法社会学論争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android