世界大百科事典(旧版)内の法社会学論争の言及
【法社会学】より
…それらが日本社会の特殊性・前近代性の源泉であり,民主的改革の対象とされるべきであると考えられたからである。しかし,1940年代末から50年代前半にかけて,法社会学の性格と役割をめぐって〈法社会学論争〉が行われたあと,法社会学の研究対象は,労働関係や立法,司法,行政という国家作用にも及ぼされた。さらに1960年代以降,法社会学は,企業,公害,社会保障,医療,農家相続,法意識など,現代社会のかかえる多様な問題に取り組むに至った。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」