法華長講弥陀三昧堂(読み)ほっけちょうこうみださんまいどう

世界大百科事典(旧版)内の法華長講弥陀三昧堂の言及

【長講堂】より

…はじめ京都六条西洞院にあった。法華長講弥陀三昧堂の略称で,法華経を長期にわたって講義し,あわせて阿弥陀仏を念じて三昧境に入る道場のことを意味する。したがって本来固有名詞ではなく,院政期には多くの貴族たちがこうした持仏堂をつくったが,歴史上この後白河法皇の建立したものが最も有名で,単に長講堂といえばこれを指す。…

※「法華長講弥陀三昧堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android