波返し工(読み)なみかえしこう

世界大百科事典(旧版)内の波返し工の言及

【護岸】より

… なお,海岸堤防や高潮護岸は,用地の関係などで法面のこう配を急斜面とすることがあるが,護岸にあたる波浪のエネルギーが大きいので,護岸として現場打ちコンクリートを用いたり,高潮護岸をコンクリート擁壁状に作ることが多い。また波が越えるのを防止し,波しぶきが陸地に飛散するのを防ぐため,法覆工の部分を堤防の天端(てんば)よりさらに1mほど上方に延ばす波返し工を設けるのがふつうである。【中沢 弌仁】。…

※「波返し工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android