世界大百科事典(旧版)内の泰路の言及
【地方落穂集】より
…全14巻。従来,明治初年の刊本により1763年(宝暦13)に武陽の隠士,泰路が編したとされていたが,編者は変わらないとしても本書の体裁がととのえられたのは78年(安永7)ころ春木魯石によってであるという説もある。本書は,江戸時代の地方書の第一といわれる《地方凡例録》執筆時の重要な参考書の一つとされたことからも明らかなように,地方の万般にわたって記述しており,さらには諸法令なども収録している。…
※「泰路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」