流下盤・枝条架法(読み)りゆうかばんしじょうかほう

世界大百科事典(旧版)内の流下盤・枝条架法の言及

【塩田】より

…労働は賃傭労働者を一軒前に約10名雇用した。(4)流下盤・枝条架法 〈流下式塩田〉とは,長さ15~20m,約1/100勾配の地盤をカオリン系良質粘土をもって造成し,表面に細石を敷き,1日1ha当り70~150klの割合で海水を流下させ,その過程で,海水を約6゜Béに濃縮する。枝条架とは5~7mの高さに丸太を組み,これにモウソウチクの細枝を両翼を張るようにして5~6段組み合わせて,上端から濃縮した海水を滴下させ,立体的に蒸発させる装置である。…

※「流下盤・枝条架法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」