流動床式接触分解(読み)りゅうどうしょうしきせっしょくぶんかい

世界大百科事典(旧版)内の流動床式接触分解の言及

【接触分解】より

…ウドリーの研究を発展させたサン・オイル社は,1936年に固定床式工業装置を,またソコニ・バキューム・オイル社は43年に移動床式工業装置をそれぞれ建設した。しかし現在は,第2次大戦を契機としてアメリカの石油会社が共同開発した流動床式接触分解(fluid catalytic cracking,略称FCC)装置がもっぱら使われている。この分解装置は直径数十μmの微粒子の触媒を用い,流動状態にある反応器内でほぼ常圧下,500℃前後で分解反応を行う。…

※「流動床式接触分解」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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