世界大百科事典(旧版)内の流束一定の気層の言及
【接地層】より
…この層中では運動量,熱,水蒸気の鉛直方向の流束(フラックスflux)が,地表面での値とほとんど等しいとみなされている。この意味で,地表における値と変わらない一定の流束をもつ気層つまり流束一定の気層と呼ばれることもある。 実際には地表から数十mの高さで,この層中では大気安定度が中立の場合,風速の鉛直分布は対数法則で表され,渦拡散係数が高さに比例することが知られている。…
※「流束一定の気層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」