世界大百科事典(旧版)内の浄瑠璃四天王の言及
【文耕堂】より
… 文耕堂は後世の番付面から,竹田出雲の門弟説があるが確証はない。紀海音(きのかいおん),竹田出雲,並木宗輔と並んで浄瑠璃四天王と呼ばれ,浄瑠璃全盛期の時代物作者として活躍したが,源平合戦に取材した地味な作品が多い。単独作は《河内国姥火》《車還合戦桜(くるまがえしかつせんざくら)》《元日金年越(がんじつこがねのとしこし)》《応神天皇八白旗(おうじんてんのうやつのしらはた)》の4作で,世話物は1作,他は合作である。…
※「浄瑠璃四天王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」