浅間三宿(読み)あさまさんしゅく

世界大百科事典(旧版)内の浅間三宿の言及

【追分】より

…古代には《延喜式》の長倉駅,長倉牧,長倉神社があった地域と考えられ,現地の諏訪神社にある大般若経には1169年(嘉応1)の〈佐久郡長倉郷逐分大明神〉とあるのをはじめ,逐分諏訪大明神,追分諏訪神社と記したものが数多く,古くからの地名であったことが知られる。近世には中山道の沓掛(くつかけ),小田井両宿の中間の宿で,軽井沢,沓掛とともに浅間三宿といわれた。北国街道の基点としては小諸宿へ継ぎ立てた。…

※「浅間三宿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android