世界大百科事典(旧版)内の浜下駄の言及
【下駄】より
…端棒式と鼻緒式の両者の下駄が東南アジアや東インド,西アフリカの稲作民族にはかれており,稲作文化と下駄の関連で日本の下駄を見直す必要があろう。鼻緒を通す穴は目とかツボといい,ふつう三つ穴だが,北陸の浜下駄のように前後左右それぞれ中央に穴をあけた四つ穴のものは前後を逆にしてはくこともできる。古墳出土の六つ穴の石下駄(副葬品)も同様にはいたものである。…
※「浜下駄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」