世界大百科事典(旧版)内の海底パイプラインの言及
【パイプライン】より
…第2次大戦後には,ガスパイプラインが作られるようになり,既設のパイプラインの再編成や種々の大型プロジェクトが実現され,さらにアメリカ以外のヨーロッパ,中近東,南アメリカなどの世界各地に大規模なものが作られるようになった。50年代にベネズエラで水深30mの海底パイプラインが建設され,大陸棚油田の開発とともに海底敷設の技術も進歩し,各地に海底パイプラインが作られている。 日本でのパイプラインは,1955年ころから港湾,コンビナート,発電所を結ぶ小規模なものが作られはじめ,62年には新潟の天然ガスを東京に運ぶ本格的な東京パイプライン(延長304km,口径305mm)が完成し,臨海石油コンビナートには短距離大口径の海底パイプラインが作られている。…
※「海底パイプライン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」