海府浦(読み)かいふうら

世界大百科事典(旧版)内の海府浦の言及

【笹川流】より

…新潟県北部,岩船郡山北(さんポく)町にある日本海沿岸の景勝地で,名勝・天然記念物に指定されている。花コウ岩質の蒲萄(ぶどう)山地が日本海の海食を受けて数十mの大断崖や岩礁が続く海府(かいふ)浦のうち,羽越本線桑川駅南の鳥越(とりごえ)山から越後寒川(かんがわ)駅付近まで約11kmをいう。中心の笹川駅付近は眼鏡(めがね)岩,大島,雄獅子(おじし)・雌獅子,恵比寿岩などの奇岩が多く,アカマツの生える絶壁が続く。…

【村上[市]】より

…日本海に臨む西部は南半が越後平野北端にあたり,瀬波海岸には砂丘が発達する。北半は山地が海岸まで迫り海府浦と呼ばれ,岩石海岸が多い。中心の村上は中世から近世を通じ城下町として栄え,鍵形の道路など城下町のなごりがみられる。…

※「海府浦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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