涅槃妙心(読み)ねはんみょうしん

世界大百科事典(旧版)内の涅槃妙心の言及

【禅宗】より

…長老の摩訶迦葉(まかかしよう)だけが,にっこりとうなずく。仏陀は迦葉をほめ,印可を与えて,自分の正法眼蔵,涅槃(ねはん)妙心,実相無相,微妙の法門を,不立文字,教外別伝して,残りなく迦葉に付嘱すると宣言するのである。自分が生涯に今まで説いた八万四千の法門は,応病与薬の方便教であった。…

※「涅槃妙心」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android