世界大百科事典(旧版)内の液柱型圧力計の言及
【圧力計】より
…この実験により,ガラス管内の水銀柱の重量とつり合っているのは大気の圧力であることが立証されたのであるが,当時すでにトリチェリやB.パスカルによって,大気圧が変動することや山の頂上では気圧が低くなることが観測された。この真空実験は水銀気圧計の発明であり,その測定原理は液柱型圧力計として今もなお広く用いられている。60年にはR.ボイルが一端を閉じたU字管形のガラス管内の水銀柱を使って空気を圧縮し,U字管内の水銀柱の高さの差から圧力を測る実験によりボイルの法則を発見した。…
※「液柱型圧力計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」