世界大百科事典(旧版)内の淡黄層の言及
【血球】より
…上層の約55%は淡黄色の血漿(けつしよう)であり,赤血球層に連続して血漿層との境界に黄白色の薄い細胞層がみられる。これを淡黄層とよび,赤血球よりも比重の軽い白血球と血小板が集まっている。末梢血液の単位容積の中の血球の割合は,数の上では赤血球500に対して,血小板25,白血球1であるが,血小板は赤血球に比して小さい(容積は赤血球の約1/10)ので,容積の上では赤血球が細胞成分の主体をなし,血小板と白血球の占める割合はおよそ1%にすぎない。…
※「淡黄層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」