深海平たん面(読み)しんかいへいたんめん

世界大百科事典(旧版)内の深海平たん面の言及

【海溝】より

…海溝陸側斜面は海側に比べて傾斜も急で,平均6度を超え,起伏に富んでいる。途中に深海テラスおよびベンチとよばれる棚状の地形が見られることも多く,二つのテラス間が堆積物で埋まって深海平たん面とよばれる平らな地形をつくっている所もある。陸側斜面には沈み込む海底側からはがれた堆積物が下から押しつけられている所(南海トラフなど)と,海側の沈み込みによって陸側の先端が削りとられて沈降している所(マリアナ海溝など)がある。…

【海底地形】より

…この泥流が混濁流で,その浸食によって谷ができる。混濁流は大陸斜面のふもと,あるいは斜面途中の凹みにいたって堆積し,海底扇状地や深海平たん面をつくる。これらの堆積物は沖合型の粘土層と浅海起源の砂層からなる砂泥互層を形成する。…

※「深海平たん面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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