世界大百科事典(旧版)内の混濁因子の言及
【大気混濁度】より
…完全に清澄な大気は存在せず,実際の大気は塵埃(じんあい),煙,煙霧などの固体または液体の浮遊微粒子を含んでいるので,それらによって日射は消散される。 空気による日射の消散係数kと純粋な乾燥大気の消散係数kaとの比τ=k/kaをリンケLinkeの混濁因子という。すなわち,混濁因子とは大気の消散係数が乾燥空気のそれの何倍にあたるかを示す量である。…
※「混濁因子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」