世界大百科事典(旧版)内の混銑率の言及
【製鉄・製鋼】より
…しかし,多量の屑鉄の処理には有利で,アメリカ,ソ連(現,ロシア)などでは使われている。主原料は銑鉄および屑鉄(銑鉄の配合比を混銑率といい,ふつう40~65%程度である)で,これに石灰石を加えて溶解室に装入し,重油を燃料として蓄熱室で予熱された高温の空気および酸素を吹き込み,高温の炎で装入物を溶解する。排気ガスはいま一つの蓄熱室を温めるようになっている。…
※「混銑率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」