清澄液層(読み)せいちょうえきそう

世界大百科事典(旧版)内の清澄液層の言及

【沈降】より

…これを沈降分析sedimetryという。 凝集性粒子あるいは粒子濃度がある程度以上大きな濃度で分散している混合液を容器中でよくかきまぜ均一にしたのち静置すると,時間経過とともに上方に清澄液層ができ,清澄液層と粒子混合層との間に形成された明りょうな境界面が下方に移動するのと同時に,濃い濃度層が底部から上昇する現象が観察される。この現象を干渉沈降hindered settlingといい,このときの清澄界面高さと時間との関係は回分沈降曲線で表される。…

※「清澄液層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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