世界大百科事典(旧版)内の減算回路の言及
【演算回路】より
…それにより出力e3はR1=R2=R3なら-(e1+e2)となり和が得られ(極性が反転するので反転回路をあとに入れる)加算回路となる。図2ではR1=R2=R3=R4なら+端子はe2/2となり,-端子がこれに等しくなるためe1-e2/2=e2/2-e3からe3=e2-e1となり減算回路が得られる。図3で,例えば単位関数入力が印加されれば,これにより-端子に流入する電流は一定値となるので,出力eoutはCを通してこれをつねに流出させなければならないので,eoutは一様に下降するeinの積分波形となり積分回路が得られる。…
※「減算回路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」