温泉藻(読み)おんせんそう

世界大百科事典(旧版)内の温泉藻の言及

【藻類】より

…藻類の中には80℃以上にもなる高温の温泉水が流れるところに好んで生育するものがあり,またこれとは対照的に雪の中や氷の割れ目などに生育するものもある。前者は温泉藻と呼ばれ,ラン藻のシネココックス属やユレモ属などのある種や紅藻イデユコゴメがその仲間であり,後者は氷雪藻と呼ばれ,緑藻のクラミドモナスがその代表である。 水中の藻類には,岩や石またはその他の基物について生育するものと,水中に漂って生育するものとがある。…

※「温泉藻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android