《測絵図譜》(読み)そくえずふ

世界大百科事典(旧版)内の《測絵図譜》の言及

【地図】より

…1871年工部省に置かれた測量司では,C.A.マクウェンをはじめ10人のイギリス人技術者を招へいして,東京府下の三角測量,大縮尺図作成などを実施した。74年に測量司を併合した地理寮では,関八州大三角測量(1875開始),それに伴う那須西原基線および経緯度測量,日本最初の精密水準測量である東京~塩釜間の水準測量(1876‐77),ドイツ式の図式に基づく大縮尺図用の《測絵図譜》の刊行(1878)などの成果をあげた。また,地理寮内の土石課,山林課では地質調査や土性調査が行われていたが,78年には地質課が設けられ,この組織は80年には勧農局へ,さらに農商務省に引き継がれ,82年には地質調査所へと発展し,地質図,土性図,その基図となる地形図を作成・刊行するなど,今日の工業技術院地質調査所の基礎がつくられた。…

※「《測絵図譜》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む