世界大百科事典(旧版)内の湖広省の言及
【湖南[省]】より
…住民の大部分は漢族であるが,ミヤオ(苗)族,トゥチャ(土家)族,トン(侗)族,ヤオ(瑶)族,回族,ウイグル(維吾爾)族,チワン(壮)族の少数民族が約260万人,おもに西部の山地に居住している。
[歴史]
もと湖北省と合わせて湖広省と呼ばれていたが,1664年(康熙3)に洞庭湖を境として南に湖南省を設けた。これが本省の起源である。…
【湖北[省]】より
…うち4/5がトゥチャ(土家)族で,ミヤオ(苗)族とともに南西部の宣恩,来鳳などの山村に住み,満州族とモンゴル族が沙市市,江陵県一帯に居住している。
[沿革]
もと湖南省と合わせて湖広省と呼ばれていたが,1667年(康熙6)に洞庭湖を境にして南北に分けた。これが湖北省の起源であり,湖北と名づけるゆえんである。…
※「湖広省」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」