世界大百科事典(旧版)内の湖畔農民団の言及
【ドイツ農民戦争】より
… 1525年初頭,一揆の波は南西ドイツ全域をおおうことになる。まず2月中旬,シュワーベン地方では,ケンプテン修道院領農民を中心とするアルゴイ農民団,ボーデン湖東岸の湖畔農民団,ウルム市周辺のバルトリンゲン農民団が形成された。これらの農民団のあいだでは,宗教改革思想の浸透にともない,聖書にもとづき社会を根底から変革するという〈神の正義〉思想が普及し,この思想を基盤として大同団結がはかられた。…
※「湖畔農民団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」