満州国通信社(読み)まんしゅうこくつうしんしゃ

世界大百科事典(旧版)内の満州国通信社の言及

【同盟通信社】より

…東亜通信網は外地であった朝鮮,台湾,樺太(サハリン),内南洋はもちろん,華北,蒙疆(もうきよう),華中,華南,フィリピン,インドシナ,タイ,ビルマ(現ミャンマー),シンガポール,マレーシア,スマトラ,ジャワ,ボルネオ,セレベス,小スンダ,ニューギニアに及び,これら各地に設けられた同盟の支社,支局を結ぶ無電連絡網によって東亜広域(当時のいわゆる大東亜共栄圏)のニュースの交流が行われた。また満州(現在の中国東北地区)には満州事変の翌32年12月に姉妹機関として満州国通信社(略称,国通)を創設した。戦時下華やかな活動を行った同盟は,敗戦とともに存立が困難となり,45年10月解散し,その施設を受け継いで,新聞社,放送局にニュースを配信する通信社として共同通信社,経済通信をおもな目的とする時事通信社が設立された。…

※「満州国通信社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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