《満州老档》(読み)まんしゅうろうとう

世界大百科事典(旧版)内の《満州老档》の言及

【満州語】より

…中国東北部(満州)に興り,17世紀初め清を建国した満州族の言語。ツングース諸語の一つ。満州語は,満州におこなわれたが,都を瀋陽から北京に移してからは,満州語を話す満州族は中国本土に広くひろがった。しかし,中国を軍事的・政治的には征服した満州族も,文化的には征服され,言語も中国語を使うようになって満州語は衰え,今日,東北部では黒竜江省の数部落くらいでしか使われなくなった。ところが,遠く清の西辺の防備のため,1764年から65年(乾隆29‐30)にかけて満州から新疆へ移住したシベ(錫伯)族(シボ族ともいう)の兵士と家族の子孫が,今日も新疆ウイグル自治区のチャプチャルシベ(察布査爾錫伯)自治県などで満州語を話している。…

※「《満州老档》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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