源重宗(読み)みなもとのしげむね

世界大百科事典(旧版)内の源重宗の言及

【美濃国】より

…旧国名。濃州。現在の岐阜県南部。
【古代】
 東山道に属する大国(《延喜式》)。7世紀には〈三野〉と表記され,その確実な初見は藤原宮跡で出土した683年(癸未年)7月付の,三野大野評(こおり)阿漏里からの貢進物荷札木簡である。702年(大宝2)ころに〈御野〉と改定され,さらに708年(和銅1)前後に〈美濃〉と公定され,定着化した。古墳は古木曾三川(木曾,長良,揖斐(いび)川)が伊勢湾に注ぐ河口近くに,4世紀半ばころの前方後円墳である円満寺山古墳が姿をみせ,ついで三川をそれぞれさかのぼって,はじめて地形的な障壁につきあたった地域に,4世紀後半の前方後円墳が築造された。…

※「源重宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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