溝状射創(読み)こうじょうしゃそう

世界大百科事典(旧版)内の溝状射創の言及

【傷】より

…(1)射創の種類 弾丸が体内を貫いて体外に出ていれば貫通射創,弾丸が体内にとどまっていれば盲管射創という。また弾丸がかすって体表にできた表皮剝脱あるいは溝状の射創を擦過射創(溝状射創)といい,速度の衰えた弾丸が皮膚に当たっただけで体内に入らず跳ね返ったものを反跳射創という。この場合,皮膚には著明な損傷を生ぜずして,深部臓器に損傷を生ずることがある。…

※「溝状射創」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」