溶出試験(読み)ようしゅつしけん

最新 地学事典 「溶出試験」の解説

ようしゅつしけん
溶出試験

leaching test

対象物質を特定の溶媒浸漬させ,溶媒に溶け出す物質の種類と量を調べる試験。環境分野においては,おもに土壌・廃棄物中間処理後の生成物を対象とし,水に溶出する有害物質量の試験を行うのが一般的。各種関係法令等に規定する溶出試験は,対象物質やその目的に応じた標準的な条件を定めている。なお,医薬品分野の溶出試験は錠剤から有効成分が溶解する早さを調べるものであり,環境分野のものとは異なる。

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参照項目:中間処理

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 田中

世界大百科事典(旧版)内の溶出試験の言及

【解離試験】より

…解離は化学用語としても使われるが,免疫学でも主として抗原分子と抗体分子とが特異的に結合してできた複合物から物理的あるいは化学的な作用で抗体が離れる意味に用いられる。抗体の解離現象を利用して抗原や抗体の検査をすることを抗体の吸収‐解離試験あるいは単に解離試験または溶出試験という。この試験法の利用範囲は広いが,鋭敏度が高いうえ操作も比較的簡単なところから,通常のABO式血液型検査法ではO型とまちがえられるほど反応の弱いA型やB型の人の血液の検査や,血痕・毛髪・爪・歯などからのABO式血液型判定によく利用される。…

※「溶出試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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