世界大百科事典(旧版)内の溶接性の言及
【溶接】より
…現在実用化されているものとしてパルス形(YAG,ルビーなど)と連続形(炭酸ガスなど)があるが,炭酸ガス連続レーザーではすでに鋼板の板厚30mm程度を1パスで溶接することができる15kW程度の大出力のものが試験的に実用されている。
【溶接性】
溶接部のマクロ断面は図4に示すように溶接金属,熱影響部(HAZ(ハズ))および熱影響を受けていない母材からなっている。溶接部の特徴は,最高加熱温度が非常に高いこと,加熱および冷却速度が大で,最高温度に保持される時間がきわめて短い過渡現象であること,温度変化の様式(最高加熱温度,冷却速度など)が場所によって著しく異なることである。…
※「溶接性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」