世界大百科事典(旧版)内の滑空角の言及
【グライダー】より
…グライダーは通常推進器をもたず,したがって無風時での定常水平飛行はできないが,前進しながら降下するという定常降下飛行は可能で,これを滑空と呼ぶ。また滑空時に飛行経路が水平面となす角を滑空角glide angleまたは降下角と呼ぶ。ある高度Hから滑空して進んだ水平飛行距離Xとの比H/Xが滑空角の正接で,その逆数X/Hを滑空比glide ratioといい,その値は揚力Lと抗力Dとの比,いわゆる揚抗比L/Dに等しい。…
※「滑空角」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」