滑空角(読み)かっくうかく

世界大百科事典(旧版)内の滑空角の言及

【グライダー】より

…グライダーは通常推進器をもたず,したがって無風時での定常水平飛行はできないが,前進しながら降下するという定常降下飛行は可能で,これを滑空と呼ぶ。また滑空時に飛行経路が水平面となす角を滑空角glide angleまたは降下角と呼ぶ。ある高度Hから滑空して進んだ水平飛行距離Xとの比H/Xが滑空角の正接で,その逆数X/Hを滑空比glide ratioといい,その値は揚力Lと抗力Dとの比,いわゆる揚抗比L/Dに等しい。…

※「滑空角」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android