漉合せ紙(読み)すきあわせがみ

世界大百科事典(旧版)内の漉合せ紙の言及

【和紙】より

…(4)塵入(ちりいり)紙 本来,素朴な製法ではコウゾの黒皮などが自然に混ざったが,のちに通常の紙料に装飾的な意図で黒皮,さらにはそばがら,イグサ,コケ(苔),金銀砂子などまで混入して漉くようになった。(5)漉合せ紙 まず地紙を漉いて,その上に木の葉,蝶などを置き,さらに別に漉いた薄紙を伏せ重ねて1枚としたもの。(6)透し入り紙 簀に型紙を付けた紗(しや)を貼って漉くと,紙の厚さに文様の凹凸が生じる。…

※「漉合せ紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む