漢律(読み)かんりつ

世界大百科事典(旧版)内の漢律の言及

【中国法】より

…そこで遠隔の地には王を封じて領土を与え,その領内には漢の法制とは別にその土地に適した立法を行うことを許した。しかしそれでは統一国家とはいえないので,しだいに封建領主を取りつぶし,同時に法制を整備して,天下通用の漢律を制定した。それが完成の域に達したのは7代の武帝(在位,前140‐前87)のころであったと思われる。…

※「漢律」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android