漸減戦法(読み)ざんげんせんぽう

世界大百科事典(旧版)内の漸減戦法の言及

【戦法】より

…基本的には,攻―防,決戦―持久,一挙撃滅―逐次撃破,先手(先制)―後手(受けて立つ),正(正攻,正規戦)―奇(奇襲,不正規戦)などの面の選択があるが,具体的な〈戦法〉は兵器の進歩のほか,戦争様相,相対戦力,軍事制度および教義等により決定される。一般に知られている海軍の〈漸減戦法〉は,《連合艦隊戦策》における〈作戦方針〉で,来攻する優勢な敵艦隊に対し各段階で各種手段を尽くしてその勢力を減殺したのち,決戦を挑もうという戦策であり,旧海軍の定義から厳密にいえば〈戦法〉といいがたい。〈アウトレンジ戦法〉は,敵の射程外,攻撃圏外から攻撃を加えようという旧海軍の戦法で,敵より長距離攻撃の可能な航空機または大砲を整備するよう施策してきた。…

※「漸減戦法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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