世界大百科事典(旧版)内の潮位記録の言及
【潮汐】より
…内部潮汐は表面潮汐によって起こされるとみられるが,どこででも起こるわけではなく,その生起には,例えば海底地形が急激に変化する海域において,海水の密度が鉛直方向に変化しているなどの条件が必要である。 表面潮汐による海面の昇降を,海洋のある点で長期にわたって記録したいわゆる潮位記録は,一般に1日に2回波うつが,その山と谷の潮位の差,すなわち潮差は,等しくないのが普通である。しかもこの潮差は,大局的には,約2週間の周期で変化する。…
※「潮位記録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」