濛雲国師(読み)もううんこくし

世界大百科事典(旧版)内の濛雲国師の言及

【椿説弓張月】より

…尚寧王の治下にあった琉球は,寵妃中婦君,奸臣利勇らによって亡国の寸前にあり,王の後嗣寧王女は生命も危うかった。為朝はわずかに残る毛国鼎らの忠臣を助け,白縫姫の霊と合体した寧王女と夫婦となり,琉球王国の再建に武勇を発揮するが,それも突如出現した妖仙人濛雲(もううん)国師の超絶的な魔力に克つことができない。そこへ神童に変じた舜天丸が現れて,濛雲国師の邪法をくじき,めでたく琉球王国は正義の光のもとに新生し,舜天丸は舜天王(しゆんてんおう)となって即位する。…

※「濛雲国師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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