世界大百科事典(旧版)内の火傷ショック死の言及
【ショック】より
…中毒性ショック死は薬・毒物による中毒の際や,ジフテリアや破傷風に感染したり,敗血症の場合の細菌毒素による中毒の際や,マムシ,ハブなどの毒ヘビにかまれた際にみられるショック死である。 その他のショック死としては外傷性ショック死,麻酔ショック死,手術ショック死,分娩ショック死,火傷ショック死といわれるものなどがある。外傷性ショック死のうち,受傷直後にショックによって死亡するものはほとんど疼痛などによる神経性ショック死であるが,交通事故やけんかや幼児虐待の場合に,全身に負傷し,数時間から1日でショックを起こして死亡するものがある。…
※「火傷ショック死」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」