火山論者(読み)かざんろんしゃ

世界大百科事典(旧版)内の火山論者の言及

【ブッフ】より

…さらに,ハレ大学とゲッチンゲン大学に学んだ後,プロイセン政府で鉱山調査に従事し,ヨーロッパ各地も調査した。そして,師ウェルナーの水成説が自然の事実と合わないことから,友人A.vonフンボルトとともに地下の火山力が大地を動かし,山をつくるとする火山論者となった。そしてカナリア諸島の火山の調査結果から火山の形成について〈隆起火口説〉を説き,さらにアルプス山脈なども火成岩の地下への貫入による隆起で生じたと考えた。…

※「火山論者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む