火格子燃焼装置(読み)ひごうしねんしょうそうち

世界大百科事典(旧版)内の火格子燃焼装置の言及

【ボイラー】より

…炉筒ボイラーは図1-aのようにドラムを貫いてかなり径の大きい筒(炉筒)を設けたもので,炉筒が1本のものをコルニッシュ・ボイラーといい,これが2本あるものをランカシャー・ボイラーという。炉筒内に火格子燃焼装置(石炭を通常の粒形のまま燃焼させる場合に用いる)を設け,燃焼ガスは,炉筒を出てからドラム外側に煉瓦積みで作られた煙道を通りつつ,ドラムを外側からも加熱するようになっている。煙管ボイラー(図1-b)は,ドラムの水部に燃焼ガス通路となる煙管を多数配したもので,蒸気機関車のボイラーはこの形式のものである。…

※「火格子燃焼装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android