火災予防(読み)かさいよぼう

世界大百科事典(旧版)内の火災予防の言及

【消防】より

…なお,これら災害出場に要した費用はすべて市町村の負担としており,外国の一部の都市で実施しているような受益者負担はない。
[火災予防事務]
 消防の近代化のなかでとりわけ顕著なものに,消防用資材の急速な進歩のほか,行政的には火災予防に係る事務体制の整備と権限の強化が挙げられる。以前の消防事務は単に火災鎮圧だけの消極的な行政にすぎなかったが,第2次大戦後に制定された消防法では,たび重なる大火や惨事の経験から,それぞれの火災原因や拡大に至った原因を究明し,得た情報を防災行政にフィードバックさせることが重要とされた。…

※「火災予防」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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