世界大百科事典(旧版)内の炭カルの言及
【石灰肥料】より
…消石灰は白色の粉末で水には少し溶解して,強いアルカリ性を示し,土壌酸性中和作用は速やかである。炭酸カルシウムは炭カルともいい,石灰岩をボールミルを用いて粉砕したもので,主成分はCaCO3であり,アルカリ分は53%以上含む。炭酸カルシウムの酸性中和作用は,その粒度に依存するので市販品の肥料では粒度が規格で定められ,1680μmの網ふるいを通り,590μmの網ふるいを85%以上通る粒度のものとされている。…
※「炭カル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」