炭壁注水法(読み)たんぺきちゅうすいほう

世界大百科事典(旧版)内の炭壁注水法の言及

【粉塵爆発】より


[防止法]
 このような災害を防止するには,炭塵の発生を防止すること,発生した炭塵を沈降させて掃除・除去すること,炭塵の爆発性を失わせること,爆発の火源をなくすること,爆発を局部で防止することが必要である。炭塵発生防止の方法として炭壁注水法がある。炭壁に適当な間隔で穿孔(せんこう)したところに注水器を挿入して圧力水を注入し,炭層内の細い亀裂を通して水を浸透させ,炭層全体を湿潤させるものである。…

※「炭壁注水法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」