炭柱式採炭法(読み)たんちゅうしきさいたんほう

世界大百科事典(旧版)内の炭柱式採炭法の言及

【採炭】より

…しかし,炭層の厚さや傾斜,断層などのじょう乱の程度,〈はさみ〉(中硬(なかぼた)などともいわれる炭層中の岩石の薄層)や炭質の変化,地圧の大きさや上下岩盤の強度,ガス湧出の有無や自然発火のしやすさなど,いろいろな要因がからみ合うので,どのような採掘法を適用すべきかについては,十分な検討が必要であり,改善も行われなくてはならない。 採炭法は長壁式採炭法と炭柱式採炭法に大別できる。長壁式採炭法には,炭層の性状によってさらに,急傾斜層の長壁式採炭法,厚層および累層(炭層が数枚,わずかの間隔をおいて重なって存在すること)採炭法,薄層採炭法などの変形があるが,ヨーロッパの諸国で発達し,日本でもその出炭の大部分を占める方式である。…

※「炭柱式採炭法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む