炭水素分析法(読み)たんすいそぶんせきほう

世界大百科事典(旧版)内の炭水素分析法の言及

【元素分析】より

…この方法は現在世界的に普及し,分析の迅速化(1回の分析所要時間15~20分,従来のプレーグル法は約60~80分)に役立っている。
[炭水素分析法]
 炭水素分析の原理は次の化学式で示される。 C6H12O6+12CuO―→6CO2+6H2O+12Cu操作法はてんびんで白金ボートに測り取った化合物を石英製燃焼管に入れ,酸素を通しながら外側をガスバーナー(現在では電気炉)で加熱し蒸気状にし,灼熱(850℃)酸化銅層(現在は白金触媒層)に導いて燃焼させると二酸化炭素CO2と水H2Oが生成するから,酸素気流に乗せて管内を運びながら,水は塩化カルシウム吸収管(現在は過塩素酸マグネシウム)に,二酸化炭素は古典的には水酸化カリウム液入りカリ球に吸収させ,プレーグル法では粒状水酸化ナトリウム吸収管に吸収させる。…

※「炭水素分析法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む