世界大百科事典(旧版)内の炭管疑獄の言及
【炭鉱国家管理問題】より
…49年に入ると石炭生産も順調になり,管理機構はしだいに形式化し,やがてほとんど活動を停止し,同法は実施期間の満了をまたずに50年5月廃止された。なお,この法案が国会に提出されると,石炭業界は猛烈な反対運動をくりひろげ,いわゆる炭管疑獄として知られる国会議員に対する贈収賄事件をひきおこした。傾斜生産方式【荻野 喜弘】。…
※「炭管疑獄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」