点描手法(読み)てんびょうしゅほう

世界大百科事典(旧版)内の点描手法の言及

【ウェーベルン】より

…以後《九つの楽器のための協奏曲》《ピアノ変奏曲》《弦楽四重奏曲》《第1カンタータ》《第2カンタータ》《管弦楽のための変奏曲》など,十二音技法による傑作を書いた。彼の音楽はいずれも10分に満たない小形式が特徴であるが,広い空間に点のようにちりばめられた音(点描手法)は強度の緊張力と多彩な音色に満ちており,抽象的印象主義ともいわれる。その手法は第2次大戦後ブーレーズ,シュトックハウゼンらに多大な影響を与えた。…

※「点描手法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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