無木(読み)むき

世界大百科事典(旧版)内の無木の言及

【根木】より

…木の枝のまたを短く切って残して鉤(かぎ)のようにした棒も使われ,柳田国男はこれは木の枝に対する信仰と関係があり,〈ねんがら〉の〈ねん〉は〈念〉ではないかといっている。古くは〈無木(むき)〉といい,《骨董集》では〈撃壌(げたうち)〉に同じとしている。これは中国に古くから伝わるもので,幅10cmほどの履(くつ)の形をした木片を立て,30歩ほど離れたところから同形のものを投げつけて倒す遊びである。…

※「無木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」