世界大百科事典(旧版)内の無灰ろ紙の言及
【ろ紙(濾紙)】より
…これをさらに塩酸,フッ化水素酸で処理して無機質を除き,灰分を十分に少なくしたものを定量ろ紙といい,定量分析に多く用いられる。定量ろ紙は灰分が少なく,たとえば直径9cmのもので0.02~0.4mg程度であるが,とくに十分に少ないものを無灰ろ紙といっている。そのほか,強度をもたせるために厚くつくったものを硬質ろ紙といっている。…
※「無灰ろ紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」