無舌類(読み)むぜつるい

世界大百科事典(旧版)内の無舌類の言及

【カエル(蛙)】より

…餌を発見するやすばやく舌を起こして前につきだし,先端部で巻き込むようにしてとらえる。しかしスズガエル類Bombinaのように円盤状で固定されたものや,無舌類(現生はピパ科のみ)のように舌を欠くものもある。 四肢が発達し,とくに後肢は長くて力強く,これを支える腰帯(ようたい)(後肢の関接部分)の構造もがっしりしている。…

【コモリガエル(子守蛙)】より

…後肢および趾間(しかん)の水かきはきわめてよく発達するが,前肢は小さく,並行して前方に伸びており,前肢の間を通過する餌は何でもかき込んで食べる。無舌類と呼ばれるように舌がなく,歯も鼓膜も欠く。本種は変わった産卵習性をもつ。…

※「無舌類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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