焰硝石蔵(読み)えんしょういしぐら

世界大百科事典(旧版)内の焰硝石蔵の言及

【倉∥蔵】より

…防火性能がすぐれているため,19世紀前半には江戸などの都市で,町家も土蔵造にするものが多くなった。土蔵造
[石蔵,穴蔵]
 関東地方の北部や北海道の小樽などでは,切石を積み上げて壁を作った石蔵があるが,これらは明治以降の築造で,石蔵として古いものには大坂城にのこる焰硝石蔵(1661)がある。穴蔵は農作物保存用に農家の土間などに掘られるが定まった形式はない。…

※「焰硝石蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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